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株式会社 自然とエネルギー 始動のお知らせ

皆さん初めまして、わたくし西小路信行は2025年7月1日付けで、株式会社自然とエネルギーを開業いたしました。

このブログを書いている時点で法人申請は受理されましたが、法人登記謄本が出来るのは2週間程度かかりますので、正式には現時点で株式会社ではありません。登記申請は開業日以降なのに、正式開業はずれる・・・なんだかもどかしいです。

さて、意気揚々スタートさせた自然とエネルギーという会社は、その名からも連想できるように、自然と共存するエネルギーを用いた社会に貢献すべく、環境マネジメントや再生可能エネルギーの分野で頑張る企業や団体そして個人を取材し学び、Youtubeやブログ SNSで発信紹介し、その優れたアイデアや知見、サービスや製品を必要とする企業や団体と結びつけるマッチングビジネスを行う会社です。

詳しくは、https://sizentoenergy.com/をご覧ください。

ひとり代表である私、西小路信行は、もともと太陽光発電と蓄電池の施工業者を営み、1500件近く太陽光発電システムや蓄電池を設置してきました。同時に写真や映像関連の仕事の依頼も頂き、イベントやウエディング、ドローン撮影なども行っていました。
ドローンを黎明期から運用していたこともあり、危険な場所での撮影を依頼されることもありました。そして災害地での撮影を行う機会もあり、災害地などの救援活動において、ドローンの運用が有効であると強く思うようになりました。

そして、Rescue 3(国際レスキュー資格)
2014年 テクニカルロープレスキュー(山岳救助)
2015年 スイフトウォーターレスキュー(水難救助)
の2つの国際レスキューの民間資格を取得し、より安全な判断で災害現場にのぞめる体制を作りました。

月日が経ち、西日本豪雨災害の地、岡山県真備の災害被害の実態を取材する依頼を受け訪れた際、鉄砲水が災害現場一帯の家々の一階だけを貫き流し去った光景を目の当たりにした時、人間は自然には勝てない、共存共栄を目指すべきで、人間の営みは自然の影響を回避できる方法で行い、自然の恩恵を永続して得られるよう調整調和を図らなければならないと強く感じさせられました。

同時に自然には英知が詰め込まれ、地球や太陽の運行とエネルギー供給、バクテリアや微生物、動植物が絶妙な調和で、完璧でありながらも豊かな包容力で自然の営みを続けている。
そのクリエイティブで精巧な作りはクリエイターの存在を感じさせられるほど素晴らしいものです。

ただ、その自然の調和を崩すのが、人間の過度な営みであることが、近年 肌身に感じるようになってきました。遅いかもしれませんが、今何かをしなければならない! 多くの人々も思い、再エネの普及や研究開発が行われてきました。多くの素晴らしい取り組みや、アイデアや知見があり、新しいディープテックを携え、スタートアップ企業もどんどん生まれてきています。そうした人々の話を聞く中共通して言われるのが、進むべきロードマップが見えない、確かに、政府はカーボンニュートラルやサステナブルな社会の実現をかかげ、規格法律の制定や補助金なども出してくれる。
しかし、明確なロードマップも無く、せっかくの技術やサービスを有効に生かす場や足並みをそろえて進む仲間も見つけにくい、このような声が業界を覆っているのが現状です。

私は、彼らのような優れた技術や社会的な力もない、しかし、彼らから学び、多くの人々に知らせ、関わった人々を紹介し繋げることは出来る、川筋を掘るようにそうした活動を続ければ、やがて小さな川に水が流れ込み大きな川のように成長するように、知見や資金や人々が集まりそこに新たな生態系のような活動が生まれるのでは、そうすれば自然と共存する社会が生まれるのではと言う甘い希望を抱き会社を作るに至りました。

今は生まれたての会社です。しかし、これから多くの志を同じくする人々と出会い、学び成長して生きたいという希望に満ちています。今後ともよろしくお願いいたします。